はじめに
以前、ubuntuにchainerを入れましたが、今度はgoogleのディープラーニングのフレームワークであるtensorflowと、それをバックグランドに動くフレームワークであるKerasをインストールしようと思います。
GPUを使うので、CUDAやcuDNNを利用しますが、以前chianerをインストールするときにそれらの環境は構築済みですので今回は省きます。
以下参考に
tensorflowのインストール
筆者は、pythonはpyenvで管理していてchainerを使う時は基本的にanacondaを使っているのですが、tensorflowは一応別のpythonを用意してそこへインストールしようと思います。
基本的にTensorflow公式サイトを参考にはしますが、少し変えています。
$ pyenv install 3.5.3 # python 3.5.3をインストール $ pyenv global 3.5.3 # 使用するpythonを3.5.3に設定 $ pyenv versions #現在のpyenvが3.5.3に設定されていることを確認 system * 3.5.3 (set by /home/username/.pyenv/version) anaconda3-4.2.0 $ sudo apt-get install python3-pip python3-dev python-virtualenv # 必要なpythonのパッケージをインストール。多分入ってるとおもう。 $ which python # 現在のpythonのパスを確認 /home/username/.pyenv/shims/python $ virtualenv tensorflow -p /home/username/.pyenv/shims/python Running virtualenv with interpreter /home/username/.pyenv/shims/python ... Installing setuptools, pkg_resources, pip, wheel...done. $ source tensorflow/bin/activate # virtualenvで仮想環境にする (tensorflow) > $ pip3 install --upgrade tensorflow-gpu # pythonが3系なのでpip3でtensorflow-gpuをインストール Collecting tensorflow-gpu ... Successfully installed ... (tensorflow) > $ python >>> import tensorflow as tf #エラーが出なければインストール出来ている。 >>> hello = tf.constant('Hello, TensorFlow!') >>> sess = tf.Session() ... >>> print(sess.run(hello)) b'Hello, TensorFlow!' >>>
という感じでインストール出来ました。
Keras のインストール
$ pip3 install keras ... Successfully installed Keras-2.0.4 pyyaml-3.12 scipy-0.19.0 theano-0.9.0 $ python >>> import keras >>>
という感じでKerasもインストール出来ました。